脂質について

最も大きなエネルギー源

「脂質」と聞くと何となく体にとって悪いものなのでは？と思うかもしれません。もちろん摂り過ぎはだめですが、身体にとってはとても大切な栄養素です。

では脂質がどんな働きをしているのかというと、それは身体のエネルギー源になるということです。

人間は身体を動かす際にエネルギーが必要です。そのエネルギーは毎日の食事から作り出すこととなります。エネルギー源となるのは三大栄養素である「タンパク質」「脂質」「炭水化物」なのですが、その中でも最も大きなエネルギー源となるのが脂質なのです。

タンパク質と炭水化物は1gあたり4キロカロリーですが、脂質は倍以上の9キロカロリーです。たった大さじ一杯でも110キロカロリーになるので、摂取する食べ物の量が少なくても効率よくエネルギーを作り出すことが出来ます。ですが、消費されなかった分は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられてしまいます。脂肪には骨や筋肉、内臓を守る役割などもあるため、過不足なく摂れるように注意が必要です。

ほかにも脂質は身体の機能を整えるホルモンの材料になったり、油に溶けるビタミンの吸収を助ける働きがあったり、細胞を包む膜を作るために必要だったり、身体にとって重要な枠割を果たしています。もしダイエット中に脂質が不足してしまうと、肌のハリがなくなってガサガサになったり、髪の毛のつやがなくなったりちぎれやすくなってしまいます。女性の場合だとホルモンバランスが崩れて生理不順になるなど、身体の不調の原因となります。ダイエット中に脂質を異常に避ける方もおられますが、適量を摂りながらうまく付き合うべき栄養素ですね。

最後に、脂質は消化に時間がかかるので食後しばらくは満腹感が持続します。油料理などをたくさん食べると胃もたれするのはそのせいです。ダイエット中に脂質を極端に控えてしまうと、満腹感が得られず、すぐにお腹がすいたように感じてしまうため過食になりやすいです。ダイエット中でも必要な資質はしっかりと摂るようにするとよいですね。

人それぞれ生活習慣や環境が違う中でどうすればしっかりと栄養を取りながらダイエットを行えるかはなかなか難しいと思います。
当店では柔道整復師やダイエットインストラクターの資格を持った身体のプロが、皆さんが無理なく続けられるダイエット方法が身に付くようにサポートいたします。

身体のことでお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください、お待ちしております。

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奥野トレーニング整体院
奥野一平