「赤い筋肉」「白い筋肉」の違い

筋肉は大きく分けると2つのタイプに分かれます。「速筋繊維」「遅筋繊維」の2種類です。

速筋繊維は収縮速度が速く発揮できる力も大きいですが、持続力がない事が特徴で、スプリント型の筋繊維です。

遅筋繊維は収縮速度が遅く、力も小さいですが、その代わりにスタミナがある。マラソン型の筋繊維です。

 

この2種類の筋繊維は色も違います。

遅筋繊維は赤い色。ミオグロビンやチトクロームという赤いタンパク質を多く含んでいるからです。これらのタンパク質は酸素を筋繊維中に取り込むことでエアロビックなエネルギー産生を助ける働きがあります。ですので遅筋繊維はスタミナに優れているのです。

 

一方速筋繊維はミオグロビンもチトクロームも極めて少ないので、筋繊維の色は白っぽくなります。

と、いうわけで速筋繊維を白筋、遅筋繊維を赤筋と呼んだりもします。

 

人間の場合はほとんどの筋肉で速筋と遅筋が50%ずつで構成されていますが、部位によってはこの割合が崩れ、どちらか一方の筋肉の割合が高い部位もあります。

ちなみにこれらの割合はトレーニングで変化することは難しいとされていて、遺伝でほとんどが決まってしまうといわれています。ですが遅筋繊維だけは時間をかければ可能ではないかと言われているので、マラソンなどの持久系の競技のほうが才能に左右されることが少ないかもしれませんね。

 

人それぞれ生活習慣や環境が違う中でどうすればしっかりと栄養を取りながらダイエットを行えるかはなかなか難しいと思います。
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奥野トレーニング整体院
奥野一平

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